設計職の職務経歴書テンプレ&解説|転職で全落ちしないポートフォリオ活用法【若手エンジニア向け】

若手エンジニアの職務経歴書テンプレ&書き方 応募・面接・書類対策

「転職に挑戦したいけれど、職務経歴書の書き方が分からない…」
「現場作業ばかりでポートフォリオに書く内容がない…」
「応募しても全落ち、全然受からない…」

そんな悩みを抱えている若手設計職・第二新卒エンジニアは多いです。

結論から言えば、職務経歴書は「経験そのもの」ではなく「経験の伝え方」で評価が変わります。現場での作業経験も立派な実績として書けますし、ポートフォリオ化することで説得力を高められます。

筆者は精密工学科を卒業後、設計エンジニアとして20年以上勤務し、2度の転職を経験。メーカー設計の現実も「転職 全落ち」の挫折も体験しました。現在は転職支援の立場から、同じ悩みを持つエンジニアに助言を行っています。

この記事を読めば、「自分の現場経験をどう書けばいいか」が分かり、書類選考に強い職務経歴書を作れるようになります。


職務経歴書の基本構成と解説

職務要約

職務要約は「キャリアのあらすじ」であり、これまでの経験をまとめます。
最初の5~6行で「あなたは何者か」「何ができるか」「どんな実績があるか」を一気に伝えます。
採用担当者は最初にここを読み、「続きを読みたいか」を判断します。

  1. 現在地:職種・年数・業界
  2. 強み:得意な領域・ツール
  3. 実績:数字入りの成果(時間短縮/コスト削減/不良率改善 など)
  4. 志向:次にやりたいこと


精密機器メーカーで機械設計3年。3D-CAD(SolidWorks)でサブアセンブリの主担当を経験。部品点数最適化により組立時間20%短縮コスト15%削減を達成。試作~評価~量産まで一連の流れを理解。今後はCAEを用いた設計の前倒し検証に取り組み、品質と開発スピードの両立に貢献したい。

👉 ポイント:短くても強みや成果を必ず入れる。

職務経歴

担当フェーズ

設計業務のどの段階を経験したかを書くことで、自分のスキルの幅を示せます。

  • 要件定義(お客様の要望を聞き取る)
  • 基本設計(構造や仕様を決める)
  • 詳細設計(部品レベルの図面を作る)
  • 試作・評価(試作品を作り、性能を確認する)
  • 量産立上げ(生産準備、製造移行)
  • 不具合対応(改善対応、トラブル対応)

  • 詳細設計:公差設計の見直しで組付性を改善(現場手直しゼロ化
  • 試作・評価:強度試験の治具を設計し、評価リードタイムを3日短縮

👉 ポイント:各フェーズで自分がやった具体行動一言成果を書くこと。

使用ツール・開発環境

「どんなツールを使えるか」は即戦力を判断する材料になります。

  • SolidWorks 2021…3年:実務レベル(モデリング/図面作成):主に樹脂部品・板金部品の3D設計
  • AutoCAD LT…2年:実務レベル(図面修正・2D図面化):製造図面の修正対応(機械加工部品)
  • ANSYS(構造解析)…1年:入門レベル:アルミ部品の静解析
  • ANSYS(熱解析)…6か月:入門レベル:電子機器筐体の放熱解析
  • Excel VBA…2年:実務レベル:部品リストの自動作成(作業時間を1/3に短縮)
  • Python(設計自動化)…6か月:学習中:CAEデータ処理の自動化スクリプト作成
  • 3Dプリンタ(FDM方式)…1年:実務レベル:試作品の治具・小型部品の造形、ABS材料使用
  • 恒温槽試験機…1年:実務レベル:耐久試験での評価

👉 ポイント:ツールの使用年数やレベル(入門/実務)、目的や対象も書くと信頼性アップ。

プロジェクト規模・役割

チームの規模と自分の役割を書くと、責任の大きさが伝わります。

  • 5名チームの一員として部品設計を担当。年間500台生産の製品に関わり、部品点数約50のサブアセンブリを設計
  • プロジェクト期間6か月/チーム5人/自分はサブアセンブリの主担当
  • 開発メンバー15人中、2年目で唯一CAE解析を担当
  • 新製品の初期試作で、組立マニュアルを作成し新人教育を担当

👉 単なる「メンバー」でも、どの部分を任されていたかを具体的に書くと強い。

特許

特許や表彰があれば大きなアピールになります。なくても問題ありません。

  • ある場合:番号(または出願中)/概要/あなたの貢献点。
  • ない場合社内表彰/改善提案でも立派な実績。

  • 軽量化構造に関する社内提案で優秀賞(部品重量30%削減)
  • 部品軽量化に関する特許を共同出願中(リブ配置の工夫に貢献)
  • 生産性改善の提案で社内表彰(組立工数を年間200時間削減)

👉 ポイント:「評価された実績」を見せる。

得意分野・スキル

ここは「自分を一言で言えば?」をまとめる場所です。

  • 機構設計:ギア・リンク機構の設計経験(トルク計算を実施)
  • 材料選定:アルミ→樹脂への変更でコスト20%削減
  • CAD:SolidWorksでの3Dモデリング(モジュール設計/部品流用設計)
  • 解析:ANSYSで静解析・熱解析(簡易モデル)
  • 業務改善:Excelマクロで部品表作成を自動化(1日→15分)

👉 ポイント:スキルは広くではなく、得意分野を絞ると印象に残る。

大学時代の研究内容

第二新卒や若手では、大学時代の研究も立派な武器です。面接でもかなりの確率で質問されます。

例:

  • 大学では振動解析の研究を行い、有限要素法を用いた解析モデルを構築。研究成果を学会で発表
  • 有限要素法を用いた振動解析。設計において共振回避の基礎知識として応用可能
  • 炭素繊維強化プラスチックの引張強度試験を実施。材料選定に役立つ知識を獲得

👉 ポイント:研究が実務につながらなくても、「課題を解決する力」をアピールできる。

取得資格・英語力

資格や語学力は、努力の証拠になります。

例:

  • CAD利用技術者試験2級(2024年合格)
  • 機械設計技術者3級(2023年合格)
  • TOEIC 620点(英語マニュアルを読んで設計変更に対応)

👉 ポイント:実務に直結しなくても、「学び続ける姿勢」を示せる。

自己PR

最後に、自分の強みを「課題→取り組み→結果」で書きます。

例:

  • 部品組立に時間がかかっていた課題に対し、形状を見直して部品点数を5点削減。結果として組立時間を20%短縮し、生産性向上に貢献
  • 組立不具合の原因を現場で調査し、公差設計を見直し。組立時間を20%短縮し、手直しゼロを実現。改善内容を標準化し、後続プロジェクトにも適用。『現場と設計をつなげる力』に自信があります

👉 ポイント:「自分がどう動いたか」「どんな効果があったか」が分かると説得力大。


職務経歴書のポイント

読み手は人事担当者

人事担当者に分かるように

人事担当者は必ずしも技術者ではありません。専門用語を並べると理解されず、落ちる原因になります。

NG例
CAEで応力解析

OK例
部品が壊れないかを計算ソフトで検証し、厚みを0.5mm増やして破損を防止

👉 ポイント:多くの応募者が「難しすぎて伝わらない」か「内容が薄い」で落ちている。

A4で2~3枚は必須

職務経歴書が1枚だけでは「経験が浅い」「やる気がない」と思われがちです。
例え経験が浅くても、「課題→取り組み→結果」を具体的に書けば自然にA4で2〜3枚になります。

👉 ポイント:「作業時間短縮」「コスト削減」「不良率改善」「納期遵守」など、数字を入れていくと文章が膨らむ。

伝わる書き方のコツ

数字・効果・貢献度を入れる

「頑張った」だけでは伝わりません。数字を入れると一気に説得力が増します。

NG例
部品設計を担当

OK例
部品の肉厚を変更し、重量を30%軽量化。コストも年間200万円削減に貢献

応募前にエージェントに添削してもらう

転職エージェントは無料で職務経歴書を添削してくれます。
「表現がわかりにくい」「強みが伝わっていない」といった部分を客観的に直してもらえるので、全落ちを防ぐ有効な手段です。


まとめ

本記事では、若手設計職・第二新卒エンジニアが職務経歴書を書く際に押さえるべきポイントを紹介しました。

  • 職務経歴書の基本構成(職務要約・経歴・スキル・研究・資格・自己PR)
  • 現場経験も「課題→取り組み→結果」で整理すれば立派な実績になること
  • 数字や効果を入れて分かりやすく伝える工夫
  • 書類はA4で2〜3枚を目安に、人事担当者に伝わる表現にする重要性
  • 転職エージェントの添削を活用すれば、独学よりも格段に精度が上がること

経験の価値は「伝え方」で大きく変わります。
正しく整理し、具体的に書ければ、「転職 全落ち」「全然受からない」という状況から抜け出し、採用担当者にあなたの強みが届くようになります。
結果として、自信を持って転職活動に挑み、自分に合った職場を選び取るチャンスが広がります。


職務経歴書の仕上げはプロに任せよう!
自分では気づかない弱点も、転職エージェントなら無料で添削してくれます。
「全落ち」「全然受からない」と悩んでいる人も、エージェントに相談するだけで書類通過率が変わります。
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