設計職エンジニアの転職は何から始める?ポートフォリオ作成から面接対策まで初心者向け完全ガイド

若手の転職は何から始める?初心者向け完全ガイド 転職準備・進め方

「転職したいけれど、どうやって探すのか分からない…」
「応募しても全然受からない、もしかして自分に価値がないのでは?」
「ポートフォリオを作れと言われても、何を書けばいいかピンとこない…」
若手設計職や第二新卒エンジニアの多くが、こうした不安や迷いを抱えています。

結論から言えば、転職活動は“準備で8割決まる”ものです。
キャリアの棚卸しから始めて、目的の整理、効率的な情報収集、ポートフォリオ作成、面接準備を順番に進めれば、「転職どうやって探す?」「全落ちしてしまう」という悩みから抜け出せます。

筆者は精密工学科を卒業後、設計エンジニアとして20年以上のキャリアを歩み、2度の転職を経験。メーカー設計の現実も、キャリアの岐路で迷う葛藤も、すべて身をもって体験してきました。現在は転職支援の立場からも、同じ悩みを抱えるエンジニアに助言をしています。

本記事を読めば、転職活動を何から始めればいいかが分かり、準備の仕方もイメージできます。結果として「転職 全然受からない」から抜け出し、自分に合った職場を選び取る力が身につきます。迷いが減り、将来のキャリアに自信を持てるようになるでしょう。


転職活動は「準備」で8割決まる

キャリアの棚卸しから始めよう

仕事内容やスキルを整理する

転職活動では「ただやったこと」ではなく「どう工夫したか」「どんな結果につながったか」が重要です。
整理のときは以下のように具体的な例を書き出しましょう。

例:

  • 図面作成 → 「新しい部品の図面を3D-CADで作成し、組立時間を10%短縮した」
  • 不具合対応 → 「試作品で部品が割れる問題を発見し、材料をアルミから樹脂に変更してコストを20%削減した」
  • 業務改善 → 「部品リスト作成をExcelマクロで自動化し、作業時間を1/3に短縮した」

整理のコツは、

  • 仕事内容を「作業」と「工夫」に分けて書く
  • 工夫したことで「数字」や「改善」が出たか確認する

です。こうして整理したスキルや経験は、履歴書・職務経歴書やポートフォリオにそのまま活用できます。

強みを見える化する

「自分には大した強みがない」と思っていても、日常業務の中に必ず評価される要素があります。強みは大きな成果だけでなく、小さな改善や工夫から見つかります。

例:

  • 「作業効率改善」:図面番号の管理ルールを整えて、設計ミスを減らした
  • 「コミュニケーション」:製造部門と打ち合わせをして、組立しやすい形に変更した
  • 「技術の応用」:既存の設計を流用しつつ、新しい材料を試して耐久性を高めた
  • 「スピード」:短納期案件で、通常2週間かかる図面を1週間で仕上げた

これらも立派な強みです。強みを紙やノートに書き出し、「課題→取り組み→結果」の流れでまとめると、採用面接でも話しやすくなり、面接官に伝わりやすくなります。
見える化することで「自分には何もない…」という不安が解消され、自信にもつながります。

転職の目的を明確にする

本音を大切に言語化する

「なぜ転職したいのか」をはっきりさせることが大事です。
例えば、

  • 「給料を上げたい」
  • 「残業が少ない会社で働きたい」
  • 「3D-CADやCAEを使う会社に行きたい」

など、本音ベースで構いません。目的を紙に書き出してみると、自分の軸が見えてきます。これがないと、求人を見るたびに迷い続けてしまいます。

ただし場合によっては、転職しなくても解決できるケースもあります。

  • 給料が低い → 上司に評価制度を確認したり、社内異動で専門部署に移れば改善できることもある
  • 残業が多い → 部署や配属先によって働き方が違う場合があり、異動願いで解決できることもある
  • 新技術に触れたい → 社内の研修制度や自己学習で補える場合もある

つまり、転職は「最後の手段」。まずは社内で改善できるかも検討してから、転職活動を始めると後悔が少なくなります。

目的がぶれないと迷いも減る

転職理由がぶれてしまうと、求人選びでも「これもいいかも」「やっぱり違うかも」と迷走してしまいます。
逆に目的が明確なら、求人票を見たときに「これは合う」「これは違う」と瞬時に判断できます。

さらに、面接でも「一貫した理由」として話せるので、説得力が増します。
結果として「この人は本気で転職を考えている」と評価され、合格率も上がります。


情報収集は“効率的”に進める

転職市場のトレンドを押さえる

業界や景気で変わる求人

求人の数や条件は、業界全体の成長性に左右されます。伸びている業界は求人も多く、待遇も良くなる一方、縮小している業界は求人が減り、給与も伸びにくいです。

業界全体の伸び悩みを調べる具体的方法

  • 経済産業省や業界団体の「統計・白書」を確認(例:自動車産業、半導体市場の動向)
  • 求人サイトで「業界名+設計」を検索し、求人数の増減を見る
  • ニュース記事や決算発表で「売上が伸びているか」をチェック

これを習慣化するだけで「将来性のある業界」と「下がり目の業界」が見えてきます。

効率よく情報を見る方法

求人サイトを何時間も眺めるのは効率的ではありません。

  • 「設計職 年収」「エンジニア 求人動向」などで調べる
  • 転職エージェントに最新データを聞く

この2つを組み合わせれば、短時間で転職市場の状況がつかめます。効率的に動くことで「どうやって探す?」という疑問が解消されます。

転職エージェントを味方にする

無料で相談できる

なぜ、転職サイトではなく転職エージェントなのでしょうか。実は転職サイトと転職エージェントは役割が違います。

  • 転職サイト:求人情報が並んでいるだけ。応募や書類作成、面接調整は自分でやる。
  • 転職エージェント:求人紹介に加え、履歴書・職務経歴書の添削、ポートフォリオの作成支援、面接練習、年収交渉まで無料で伴走サポート

特に若手や第二新卒は、経験の見せ方が難しいため、エージェントに相談するだけでも「自分の強みの見つけ方」や「企業が求める人物像」を知ることができます。

転職エージェントは、企業から報酬をもらう仕組みなので、求職者は完全無料で利用できます。
履歴書・職務経歴書の添削、求人紹介、面接練習までサポートしてくれるので、一人で悩む必要がありません。

相談するだけでも価値がある

「まだ転職するか分からない…」という段階でも相談OKです。
エージェントは市場の給与相場や、どんな人材が求められているかを教えてくれます。
つまり、相談するだけで自分の市場価値が分かるのです。
これは今の会社に残る場合でも、昇給交渉やキャリアプランに役立ちます。

転職は「生活を変える大きな決断」なのでリスクがありますが、転職活動=情報収集や相談はノーリスクです。

  • 会社に知られることはない
  • 費用はゼロ(企業がエージェントに報酬を払う仕組み)
  • 応募しなくても市場価値の診断やアドバイスを受けられる

つまり、転職するかどうかは後で決めてよく、活動するだけで未来の選択肢が広がるのです。


応募と面接準備は「戦略的に」

書類は“読む側目線”で作る

人事担当者に分かりやすく

書類選考で落ちる人の多くは「内容が専門的すぎて伝わらない」か「内容が薄すぎる」ケースです。
人事担当者は必ずしもエンジニア出身ではないので、専門用語ばかり並べると理解されません。

例:

  • NG:「CAEで応力解析を実施し、構造体の剛性評価を行った」
  • OK:「部品が壊れないかを計算ソフトで確認し、強度を確保した」

また、内容が薄い職務経歴書は即落ちします。A4用紙で最低2~3枚は書きましょう。経験が浅くても、「どんな課題にどう取り組んだか」を丁寧に書けば評価されます。

ポートフォリオの活用

履歴書や職務経歴書では伝えきれない部分を補うのがポートフォリオです。
図や写真を入れて「設計の過程」と「改善の結果」を見せると、言葉だけの説明よりも理解されやすいです。
特に実務経験が浅い若手は、ポートフォリオで「取り組む姿勢」を見せることが評価につながります。

例:

  • 「設計の流れ」:要件定義 → 図面作成 → 試作 → 改善 → 量産までの流れを1枚にまとめる
  • 「改善事例」:部品の形状変更で強度を30%UP、コストを15%削減したことをビフォー・アフターで図解
  • 「CAD画面や図面の抜粋」:自分が手掛けた設計を一部見せる(守秘義務に注意しつつイメージを加工)
  • 「自動化スキル」:ExcelマクロやPythonで設計計算を効率化した事例を紹介

これを入れると、書類だけよりも圧倒的に説得力が増します。

面接は「準備」で自信がつく

想定問答を用意して練習する

面接で必ず聞かれる質問はあらかじめ準備しておくべきです。練習するだけで自信がつき、本番で慌てなくなります。

想定問答の具体例

  • 「志望動機」
     → なぜこの会社を選んだのか?「業界の成長性+自分の強みを活かせるから」で答える
  • 「前職で頑張ったこと」
     → 「部品の軽量化を提案し、コストを10%削減しました」など具体的に数字を入れる
  • 「転職理由」
     → 「新しい技術に挑戦したい」「より効率的な環境で働きたい」など前向きに話す
  • 「失敗経験」
     → 「図面ミスで納期が遅れたが、原因を分析してチェックリストを作成し、再発を防いだ」

これらを自分の言葉でまとめて声に出して練習すれば、「転職 全落ち」から抜け出す第一歩になります。

エージェントの模擬面接を活用

エージェントは企業ごとの質問傾向を知っています。模擬面接を受けると、本番でどんな質問が出ても落ち着いて答えられるようになります。
「転職で全落ち」していた人が模擬面接を受けたことで、次の面接から合格率が上がった例も少なくありません。


まとめ

本記事では、設計職エンジニアが転職でつまずきやすい「どうやって探す?」「全然受からない」「ポートフォリオをどう作る?」という悩みに対して、次の流れを紹介しました。

  1. キャリアの棚卸しと目的整理
  2. 情報収集とエージェント活用
  3. 書類・ポートフォリオ作成
  4. 面接準備

このステップを踏めば、転職活動が行き当たりばったりにならず、準備した分だけ自信を持って行動できるようになります
結果として、書類選考や面接で通過率が上がり、希望の企業に出会える可能性が高まります。
「転職活動がピンとこない」「全落ちで不安」という状態から抜け出し、自分のキャリアを自分で選び取る力が手に入ります。


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